Powered by 日刊工業新聞

コラム

【連載】グローバルの眼/USMCA、来年1月発効に疑問符

【2019年7月3日付 国際面 日刊工業新聞電子版

米議会で最後の攻防

トランプ大統領は2016年の大統領選挙中から、FTA(自由貿易協定)を締結しても得するのは外国だけで、米国は雇用を失い、貿易赤字を増やすばかりだと批判している。大統領に就任した年の9月には、米韓FTAの破棄を文在寅大統領に通告するトランプ大統領の書簡草案が執務室で発見され、回収される一幕もあった。

結局、紆余(うよ)曲折を経て、貿易額の大きい上位二つの協定、つまりNAFTA(北米自由貿易協定)と米韓FTAが米国第一主義をベースに改定され、米韓新FTAは昨年1月に発効した。しかし、NAFTAは名称をUSMCA(米国・メキシコ・カナダ協定)に変え、昨年11月末、3カ国の首脳が調印したものの、まだ発効していない。

最大の障害は、…

日刊工業新聞電子版で続きを読む
(電子版への会員登録・ログインが必要です)

おすすめコンテンツ from Biz-Nova(ビズノヴァ)

ページトップ