政府・労組、電動車移行支援
ドイツの自動車業界では、大手メーカーが経営戦略の主軸を内燃機関から電動車に移行させる中、中小の自動車部品メーカーの救済が大きな課題となっている。こうした中、政府と労働組合は下請け企業の新時代への移行を支援する救済基金を創設した。
基金を運営するのは、ベスト・オーナーズ・グループ(BOG)と呼ばれる有限会社で、全金属産業労組(IGメタル)と鉱業・化学・エネルギー労組(IG・BCE)がメルケル政権の助言を得て創設した。
BOGが支援するのは、従業員1000―2000人、…
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