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コラム

【連載】グローバルの眼/中国、「双循環」提唱の真意

【2020年9月18日付 国際面 日刊工業新聞電子版

内需主導・対外開放を促進

改革・開放政策の成功例である深圳。ここでは「時間が生命」がスローガン

最近の中国メディアに「双循環」という単語が頻繁(ひんぱん)に登場する。馴染(なじ)みのない言葉だが、文脈上では国内と国際の二つの柱を相互に促進する経済発展を目指すという意味合いで使われる。

双循環は5月に行われた政治局常務委員会議や全人代で提起されたが、7月下旬に開かれた習近平国家主席と企業家代表との座談会で強調され、クローズアップされるようになっている。

周知のように、米中対立の長期化や新型コロナウイルスの感染拡大で…

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