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コラム

【連載】グローバルの眼/中堅企業後継者難、ドイツでも

【2020年2月27日付 国際面 日刊工業新聞電子版

ネットで交流機会支援

少子高齢化が進み、国内市場が伸び悩む中、苦戦を強いられている日本の中小企業。直面する課題は生産性の向上、人手不足対策、後継者の育成ともいわれている。同様の悩みはドイツの中小企業も抱えている。

日本と同様、ドイツの中小企業も経済の中では重要な役割を果たしている。企業数では全体の99・6%、雇用者数では58・5%、売上高では35・3%を占めている。中小企業の定義は従業員250人以下、売上高5000万ユーロ以下であるが、ほぼ同義語としてミッテルシュタント(中堅企業)という言葉が使われることが多い。このミッテルシュタントは、ほとんどが家族経営といわれている。ドイツの家族経営は…

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