日立建機は18日、三重県の四日市港で輸出入用コンテナの共同利用をLIXILと19日に始めると発表した。共同利用によりコンテナの輸送距離を短縮し、輸送費の低減やドライバー不足への対応、二酸化炭素(CO2)排出量削減につなげる。今後、他の港でもコンテナ共同利用を進めて、輸送コスト低減を目指す計画だ。
コンテナを共同利用する「コンテナラウンドユース」では、輸入企業が使用した空のコンテナを輸出企業が継続して利用する。東京五輪・パラリンピック開催時の会場周辺の交通混雑による物流遅延や停滞を回避するため、東京港など関東エリアでは主流になっているという。
今回の日立建機とLIXILの取り組みは、…