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新型コロナ/協同工芸社、PCR検査用ボックスの生産能力3倍に

【2020年10月6日付 素材・医療・ヘルスケア面 日刊工業新聞電子版

千葉に新工場、来月稼働

【千葉】協同工芸社(千葉市美浜区、箕輪晃社長、043-242-1675)は、PCR検査用ボックスの生産能力を3倍に引き上げる。他社工場の建屋を買い上げ、千葉市美浜区内の新港工業団地に飛沫(ひまつ)感染防止器具製造専用の新工場を設置する。11月の稼働を目指す。新型コロナウイルスに加え、冬場に向けてインフルエンザの発生が予測されており、国内外の需要に応える。全社の売上高で23億円(2019年12月期は19億6000万円)を目指す。

協同工芸社の新工場は敷地面積330平方メートル、2階建てで延べ床面積は225平方メートル。総投資額は1億3200万円。経済産業省の「サプライチェーン対策のための国内投資促進事業費補助金」で受ける予定の5860万円を活用する。

同社は、看板やデザイン表札などの製造・販売を手がける。…

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