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アイリスプロダクト、福島復興団地に新工場完成

【2022年5月25日付 建設・環境・生活・エネルギー面 日刊工業新聞電子版

【仙台】アイリスオーヤマグループのアイリスプロダクト(仙台市青葉区、大山富生社長)は、福島県南相馬市の復興工業団地に建設を進めていた南相馬工場(写真)を完成した。人工芝や脱酸素剤、フィルム(グラビア印刷)、建材用平板・波板などを生産する。現在は脱酸素剤など一部設備の稼働に取り組んでおり、今後段階的に生産に入る。総投資額は約60億円。

南相馬工場の敷地面積は約2万2000平方メートル。延べ床面積は約1万6000平方メートル。当初従業員は84人でスタート。このうち新規の雇用は80人。アイリスプロダクトは東日本大震災の復興支援事業の一環で2019年に設立。25年をめどに売上高は約150億円を目標に掲げている。

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