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トーカロ、神戸テクノ・ロジパークに表面改質の新工場

【2023年4月19日付 機械・ロボット・航空機2面 日刊工業新聞電子版

【神戸】トーカロは、神戸テクノ・ロジスティックパーク(神戸複合産業団地、神戸市西区)に半導体製造装置部品向け表面改質加工の新工場を設ける。塗布や含浸などによる薄膜コーティングを手がける神戸工場(同)が手狭なため、近隣の土地3050平方メートルを約5億円で取得した。2024年11月に稼働予定で、本格稼働後は薄膜コーティング能力が従来比1・5倍に高まる。半導体市場の拡大に対応する。

トーカロは熱で溶融または軟化させた粒子を、加工対象物に吹き付ける「溶射」を核とした表面改質加工を手がける。ただ、神戸工場で手がける薄膜コーティングの需要も半導体装置向けなどに伸びており、今回の新工場建設を決定した。神戸工場に近いことや、インターチェンジなどに近く交通の便が良い点を評価した。新工場の総投資額は公表していない。

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