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浦安鉄鋼団地協組の景況調査、8月「不況」「やや不況」が回答者の49.6%で最多

【2023年9月27日付 商品市況面 日刊工業新聞電子版

浦安鉄鋼団地協同組合(千葉県浦安市)がまとめた8月の景況実感調査(会員143社対象)は、現在の景況感について、「不況」「やや不況」と答えた企業が66社となった。前月調査比2社減。回答者の約49・6%を占め、最多だった。盆休みなど稼働日が少ないことや価格の安さ、引き合いの悪さが影響したとみられる。

景況感について、「横ばい」が同4社増の60社、「好況」「やや好況」が同2社増の7社だった。

項目別では、売上数量で「不況」「やや不況」という回答が同6社増の76社。売上高で同様の回答が同5社増の79社、収益状況で同様の回答が同8社減の62社と、いずれの項目でも最多となった。

「お盆もあり、前後の受注に期待していたが伸びず」(薄板・表面処理鋼板業者)、「稼働日が少なく盆明けも荷動きは悪いまま」(平鋼業者)、「夏期休暇もあり、蔵出し出荷は7月と比べて稼働日分のマイナス」(同)と稼働日の少なさに要因を見いだす企業や、

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