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宇都宮市、産業団地2候補地選定 新規立地需要に対応

【2024年2月28日付 東日本面 日刊工業新聞電子版

【宇都宮】宇都宮市は新産業団地の事業候補地を2カ所選定した。「インターパーク東地区(仮)」(約36万平方メートル)と「宇都宮工業団地東地区(同)」(約70万平方メートル)で、同地区内での団地造成について地権者の意向を聞き、最終的な事業区域を決める。2030年代前半の分譲開始を目指す。企業の立地需要に応える。

インターパーク東地区は北関東自動車道・上三川インターチェンジ(IC)や国道新4号線からのアクセスに優れる。宇都宮工業団地東地区は宇都宮工業団地(平出工業団地)の東側。産業拠点や東部総合公園、次世代型路面電車(LRT)路線「ライトライン」の平石停留場の近辺に立地し、相乗効果が見込める。

現在、市内には産業団地が7カ所あるが、新規立地の余地はなく、旺盛な需要に応えられていない。佐藤栄一市長は「市として早期の造成、販売を目指す。地域の雇用や、経済活性化につながる企業立地が成立すれば」と話した。

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