【いわき】河村電器産業(愛知県瀬戸市、水野一隆社長)は、福島県郡山市と郡山西部第一工業団地第2期工区の土地売買契約を17日に結ぶ。エネルギーに関連する研究施設を建設予定で、敷地面積約2万2400平方メートル、延べ床面積5000平方メートル、2027年12月に稼働予定。操業開始後、3年間で55人を新規雇用する計画。
同社は24年に東日本地域初の生産拠点として郡山工場を同工業団地に設置した。同工業団地の増設工区である第2期工区の造成が24年度に完了するのに合わせ、新たに用地を取得してエネルギー関連の研究施設を建設することにした。2期工区は面積約37ヘクタールで26区画を整備。現在までに契約済みや商談中の区画は計16区画。