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コラム

【連載】グローバルの眼/40年で激変、日中相互イメージ

【2019年7月10日付 国際面 日刊工業新聞電子版

中国→「AI・経済大国」に

日本に住んでいる中国人と話をしていると、彼らの日本観は、来日した年代によって変化していることがわかる。例えば、1980年代―90年代初頭までに来日した中国人にとって、日本ははるか遠くに存在する雲の上の存在であり「憧れの国」だった。経済発展し、家電製品にあふれる、燦(さん)然と輝くイメージだ。その頃、中国では日本のドラマ「おしん」や「赤い疑惑」が放送され、高倉健と山口百恵が日本を代表するスターだった。

しかし、90年代半ば以降に来日した中国人にとって、日本は憧れの存在であり続けるものの、それ以上に「稼げる国」というイメージに変わっていく。その頃…

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