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ヤクルト、420億円投じ米に新工場 乳酸菌飲料好調で2拠点目

【2023年7月20日付 生活インフラ・医療・くらし面 日刊工業新聞電子版

ヤクルト本社は19日、米現地法人のアメリカヤクルト(カリフォリニア州ファウンテンバレー市)がジョージア州バートウ郡で新工場建設を計画していると発表した。2026年に稼働を予定しており、投資額は約3億500万ドル(約420億円)。米国ではカリフォルニア工場に続く第2工場となり、乳酸菌飲料の需要増に生産体制を強化する。

同社とバートウ郡、同郡カータースビル市共同経済開発局の3者で生産工場候補用地の取得に向けた覚書(MoU)を締結した。新工場を計画するのはバートウ郡ハイランド75工業団地。対象の敷地は約21万4000平方メートルとする。用地取得の予定日や新工場計画の内容などの詳細は未定。

アメリカヤクルトは14年にカリフォルニア工場を稼働。現在、乳酸菌飲料「ヤクルト」などの販売が米国全域で好調なため、南東部での生産体制の強化を計画する。

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