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コラム

【連載】グローバルの眼/新型コロナ、なぜ中南米で蔓延したか

【2020年11月18日付 国際面 日刊工業新聞電子版

「悲観・忍耐・警戒」弱点

欧州での感染者数が第2波とされる増加をみせる前まで、中南米諸国での新型コロナウイルスの蔓延(まんえん)は印象的だった。感染国のワースト10に、ブラジル、アルゼンチン、コロンビア、メキシコ、ペルーと5カ国も入っていた。世界の感染者数の3割以上が中南米の国々によると報道されていた。

では何故中南米に集中的に広がったのであろうか。一般的に言われているのは、(1)大都市の貧困層での感染の広がり(2)医療体制の脆弱(ぜいじゃく)さ(3)ハグ、キス、パーティー好きなどの生活習慣(4)各国政府の対応は異なるもののブラジルのように経済優先策がとられ必ずしも適切な対応策が講じられなかった―などである。

それに加え、ラテン系の人々の国民性や性格の観点から、…

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