フジモリ産業(東京都新宿区、藤森行彦会長兼社長)は、空調ダクト製品を作る新工場を、奈良県五條市に建設する。2016年に完成した関東工場(茨城県石岡市)に続いて関西に同様の工場を設け、全国を網羅した供給体制を構築。建築資材事業の成長につなげる。設備投資額は非公表。2021年10月の稼働を予定する。
建設地は京奈和自動車道五條北インターチェンジに近い工業団地「南大和テクノタウン」の一角。敷地面積は約8万1920平方メートルで、工場・事務所の面積は9400平方メートル。
同社は建築・土木工事用資材とプラスチック原料を手がけるモノづくり商社。20年3月期の売上高は約294億円。