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浦安鉄鋼団地協組の景況調査、12月「不況」「やや不況」7社増で最多

【2024年2月9日付 商品市況面 日刊工業新聞電子版

浦安鉄鋼団地協同組合(千葉県浦安市)がまとめた2023年12月の景況実感調査(会員142社対象)は、「不況」「やや不況」と答えた企業が前月調査比7社増の61社で、最多となった。年末で稼働日が少なかったことに加え、人手不足や経済鈍化などが影響している。

景況感について、「好況」「やや好況」が同3社減の10社、「横ばい」が同6社減の58社だった。

項目別では、売上数量で「不況」「やや不況」の回答が同21社増の65社。売上高で同様の回答が同20社増の63社、収益状況で同様の回答が同13社増の59社。売上数量、売上高、収益状況ともに最多だった。

会員からは「製造業全般で需要は弱く、盛り上がりを欠く状況」(薄板・表面処理鋼板業者)、「どの産業分野も前月と状況は変わらず需要に盛り上がりがない」(厚板業者)、「期末を控えての発注も少なくなり、手詰まり感が強い」(一般形鋼・H形鋼業者)と荷動きの悪さを強調する声が目立つ。

中には

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