充電インフラ拡充課題
ドイツ自動車業界の電気自動車(EV)シフトが本格化している。ドイツ政府が去年新型コロナウイルス対策の一環としてバッテリーによるEVとプラグインハイブリッド車(PHEV)の購入補助金を増やしたところ、これらの車の販売台数が前年比で約3倍に増えたのだ。
連邦自動車庁(KBA)によると、BEVの新車販売台数は、2019年には6万3281台だったが、20年には約207%増えて、19万4163台となった。またPHEVは、19年には4万5348台売れたが、20年は342%増えて20万469台売れた。
19年に売れた新車のうち、BEVとPHEVの比率は3・1%だったが、…
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