■貿易含まず実効性疑問 欧州連合(EU)は2020年12月30日、中国との間で包括的な投資協定を締結することで大筋合意した。 EU加盟国には中国との経済的な結びつきが強い国も多く、これまで対中政策で足並みの乱れが目立っていた。14年に始まった交渉は、新疆ウイグル自治区での強制労働問題や中国が進出企業に要求する技術移転などが障害となり、近い将来の合意は困難とみられてきた。 中国との交渉妥結に強い意欲を示したのが、… 日刊工業新聞電子版で続きを読む (電子版への会員登録・ログインが必要です) 【関連記事・情報】 【連載】グローバルの眼/離脱後の英国待つ新たな崖 【連載】グローバルの眼/デジタルシフト進む中国 【連載】グローバルの眼/激しさ増す米中覇権争い 【連載】グローバルの眼/中国、「双循環」提唱の真意 【連載】グローバルの眼/EUの“コロナ復興策” 中国グローバルの眼EU国際経済パリ協定投資協定国際労働機関憲章人権侵害