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コラム

【連載】グローバルの眼/欧州の経済対策、企業支援柱に

【2020年4月15日付 国際面 日刊工業新聞電子版

再始動見据え失業回避

欧州でも新型コロナウイルスの感染拡大に伴う景気悪化が、経済指標により明らかとなりつつある。ユーロ圏では、国内総生産(GDP)との連動が強い購買担当者指数(PMI)が発表され、2020年3月は、統計公表後の最低水準まで急低下した。雇用にも影響は出始めており、欧州自動車工業会は、自動車産業の約260万人の直接雇用のうち、約111万人が何らかの悪影響を受けているとの分析を発表している。

厳しい現状に対し、欧州主要国は相次いで大型の経済対策を発表している。時短勤務に伴う雇用者の所得補償や、資金繰りに窮した企業への資金支援、金融機関からの企業融資への政府保証の付与などが対策の柱である。4月9日のユーロ圏財務相会合後の発表では、各国の経済対策を合計すると、GDP比3%、流動性支援は同16%前後となっている。

規模やプログラムの内容について、…

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